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>2016年冊子版 CSR・社会環境報告書 | 日本製粉株式会社

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 日本製粉(ニップン)は、すべてのお客さまから信頼される企業として、力強く成長しつづけます。  すべてのお客さまに、ご満足いただけるように日々努力をし、関係するあらゆる分野で、競争力のある、

もっとも優れた商品とサービスを提供し、社会に貢献しつづけます。

日本製粉(ニップン)の使命

わたくしたちの理念

●わたくしたちは、わたくしたちの商品とサービスを通じて、お客さまと感動をわかちあいます。

●わたくしたちは、現状に満 足することなく、つねに改良、改善、そして改革に挑戦し、新しい時代をきりひらきます。

●わたくしたちは、一人ひとりの力が最大限発揮でき、成 果が正しく評 価される環 境を作り、その中で持っている力をだしきります。

●わたくしたちは、社会の良き一員として、正しい行動をとりつづけます。

・主な商品 ●会社概要

・ 売上高 ・セグメント別売上高 ・経常利益

300,000

200,000

100,000

0

2011 2012 2013 2014 2015(年度)

(百万円) 連結 単体

269,094 271,069 287,109

180,436

180,436 178,619178,619 188,542188,542

192,371

192,371200,299200,299

298,511 311,628 12,000

8,000

4,000

0

2011 2012 2013 2014 2015(年度)

(百万円) 連結 単体

10,210 10,906

9,606

9,606

8,955

8,955

10,214

10,214 12,248

9,807

6,954

6,954 12,666

9,387

9,387

(百万円)

製粉事業 103,071

177,417 食品事業

31,139 その他 事業

2015年度 311,628

 

CONTENTS

1

2

3

7

4

11

5

12

日本製粉(ニップン)の使命・わたくしたちの 理念・会社概要

目次・編集方針

トップメッセージ

● 社会とともに歩み続けた 日本製粉

● ニップンのCSR

●CSR 活動の目標・実績・評価

● コーポレートガバナンス

●コンプライアンス/リスクマネジメント 特集

ニップンのCSR

経営の基盤

13

15

16

17

19

21

WEB CSR 報告書「Web版」http://www.nippn.co.jp/csr/report/

●お客さまとのかかわり

●お取引先さまとともに

●株主・投資家さまとともに

従業員とともに

● 地球環境とのかかわり

●地域社会とのコミュニケーション

社会と日本製粉

地球環境と日本製粉

地域社会と日本製粉

 日本製粉株式会社は、2014 年度まで「社会・環境報告書」を

発行していましたが、ステークホルダーの皆さまとのより 良いコミュニケーションを図るため、当社の CSRの取り 組みを体系立て、よりわかりやすくお伝えするために、昨年 度より「CSR 報告書」として発行しています。 

 創立120 年を迎えた2016 年度は、商品やサービスを通 じて社会とともに歩み続けてきた歴史を特集として掲載 しています。

 2016 年度は昨年度と同様に、CSR重要課題を中心に掲載 している冊子版と、関連情報などを掲載した Web 版を 併用し、あわせて「フルレポート」の形をとりながらも、新たに 情報整理を行いました。

 また、「CSR報告書」 がステークホルダーの皆さまとの より良いコミュニケーションツールとなるよう、来年度に 向けて引き続き検討を進めています。

編集方針

WEB当社のCSR活動はホームページでも紹介しています。 http://www.nippn.co.jp/csr/

 日本製粉株式会社および当社の製造部門を分社化した

ニップン冷食株式会社、オーマイ株式会社。

 環境パフォーマンスデータについては、Web版「CSR報 告書2016」の17 ページに対象組織の一覧を掲載しています。

経営の基盤、社会的側面および環境的側面

GRI(Global Reporting Initiative)

 「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第4版」

●環境省「環境報告ガイドライン(2012年版)」

●日本規格協会「ISO26000:社会的責任に関する手引」

対象組織

対象分野

参考にしたガイドライン

2016年10月(次回:2017年10月予定)

発行日

〒102- 0083

東京都千代田区麹町4- 8

1896年(明治 29年)12月

122.4 億円

製 粉 事 業 小麦粉、ふすま、倉庫業、港湾運送事業

食 品 事 業 プレミックス類、コーン製品、米粉、家庭用   小麦粉、 パスタ類、パスタソース、ホール トマト、 オリーブ油、乾麺、 冷凍食材、冷凍 食品、中食事業

その他事業 ヘルスケア事業、ペットケア事業、バイオ       テクノロジー事業、機械類の販売など

本 店:

設      立: 資   本   金: 事 業 内 容:

支 店: 工    場: 研 究 開 発 拠 点: 海 外 拠 点: 主なグループ会社:

東京、関東、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡、札幌

横浜、千葉、竜ヶ崎、名古屋、大阪、神戸甲南、福岡、小樽

フードリサーチセンター 、イノベーションセンター(厚木) 米国、中国、タイ、インドネシア

東福製粉㈱、松屋製粉 ㈱、ニップン商事 ㈱、オーマイ ㈱、 ニップン冷食 ㈱、日本リッチ ㈱、エヌエフフローズン ㈱、 ㈱ファーストフ-ズ、オーケー食品工業 ㈱、㈱ナガノトマト、 エヌピーエフジャパン ㈱、ニップンドーナツ ㈱

将来に関する

予測・予想・計画について

 本報告書は、「日本製粉株式会社と

その関係会社」(日本製粉グループ)の

(3)

ニップンのCSR

ステークホルダーの皆さまにより高い価値を

提供することを通じて、社会全体の持続的発展に貢献します。

C S R

日本製粉グループは、食を通じて、皆さまの健康と

明るい社会づくりに貢献してまいります。

トップメッセージ

代表取締役会長

澤田 浩

代表取締役社長 

近藤 雅之

 日本製粉は、「すべてのお客さまから信頼される企業

として、力強く成長しつづける」 とともに、「お客さま にご満足いただける競争力のある、もっとも優れた商品と サービスを提供し、社会に貢献しつづける」という使命の もと、食に関わる多くの事業を展開することで、皆さまの 健康と子どもたちの笑顔あふれる社会づくりに貢献して まいりました。

 日本製粉は創立120 年を迎えました。振り返ると、 日本製粉グループは、1896年(明治29 年)から今日に 至るまで一貫して日本の食文化の歴史とともに歩んで きました。当社の前身の一つである北海道開拓使による 官営札幌製粉所が設立された 1873年( 明治6年)まで 遡ればさらに23年の年輪が上乗せとなります。その時 から今日までの間には、関東大震災 ・ 昭和金融恐慌 ・ 戦災に続き、戦後の混乱 ・ 高度成長 ・2回のオイルショッ ク・ バブル崩壊 ・ 阪神淡路と東日本の大震災 ・ リーマン ショックやデフレなどがあり、厳しく困難な環境の中で 事業を継続できたのは、各々の時代の経営者や社員た ちが、お客さまのニーズに向き合って変化に対応し、 新たな事業領域を拓いてきたからです。

 2015 年 3 月期の連結業績は、売上高 3,116 億円、 営業利益110億円、経常利益126億円、親会社株主に 帰属する当期純利益82億円となり、増収増益で売上高と 純利益は過去最高を達成しました。その結果、年間配 当も創立120 周年記念配当 2 円を加えて14 円に増配 することができました。当社グループは、さらなる持続的

成長を続けていくために、①変化する事業環境への対 応を前面に、②ローコストオペレーションの推進、③事業 構造 ・ 事業ポートフォリオの再構築、④グループ全体最 適経営の推進、⑤CSR 経営の推進、の5項目に取り組み、 当社グループを新たな成長軌道に乗せることに注力して まいります。 

 この節目の時機にあたり、当社は 「千駄ヶ谷五丁目 北地区第一種市街地再開発事業」に伴い、本社所在地に 三菱地所(株)と共同でオフィスビル地上16階/地下2 階 を建設することに致しました。このうちの当社保有分に ついては、賃貸などの不動産事業を展開する計画であり、 完成後は事業投資の観点から見て安定的な収益が期待 できると想定しております。なお、新本社ビルにつき ましては、千代田区麹町に建設し、8月から業務を開始 しております。

 社会から信頼される企業であり続けるためには、CSR ( 企業の社会的責任 )が経営の中に浸透していることが 必要です。CS( 顧客満足 )を最優先とする商品開発を 進め、環境保全活動の推進やコーポレートガバナンス 体制のさらなる充実を図り、すべてのステークホルダー からの期待に応えられる信憑性の高い企業をめざし、 企業価値のより一層の向上に努めてまいります。本報告 書では、当社グループのCSRに関わる活動の一端を報 告しています。当社グループへのご理解を深める一助 としていただくとともに、率直なご意見をいただければ 幸いです。

 持続的成長をするための企業活動   高品質の商品・サービスの提供  ステークホルダーの信頼獲得     職場環境づくり 

  法令遵守および内部統制    環境保護への取り組み    国際社会・地域社会への貢献

社会・環境委員会 委員長:CSR担当役員

監査役 取締役会

社長

環境部会 CSR部会

 当社グループは CSRを企業の重要な経営課題の一つで あると認識し、具体的な経営方針やその施策の中にCSR 活動の推進を取り上げています。

 当社グループは、ステークホルダーの皆さまからの信頼を 獲得するべく、「日本製粉(ニップン)の使命」と「わたくし たちの理念」を踏まえ、CSRの観点から当社のめざす姿を 示した「行動規範」とその具体的な指針として「行動指針」 を策定し、CSR活動への役員および従業員の積極的な取り 組みを推進します。

CSRの基本方針

 当社は、CSR重要課題として「持続的成長をするための 企業活動」「高品質の商品・サービスの提供」「ステークホル ダーの信頼獲得」「職場環境づくり」「法令遵守および内部統 制」「環境保護への取り組み」「国際社会・地域社会への貢献」 の7つを特定しています。

 これをもとに、CSR活動の中長期目標と年度目標を定め、 2015年度 CSR報告書から「CSR活動の目標・実績・評価」 を掲載しています。

ニップンの CSR 重要課題

 日本製粉グループは、総合食品メーカーとして 「すべての お客さまから信頼される企業として、力強く成長しつづける」 とともに、「お客さまにご満足いただける競争力のある、もっと も優れた商品とサービスを提供し、社会に貢献しつづける」 ことを企業理念とする企業グループです。

 事業を遂行する中で、当社の主要なステークホルダーで ある「お客さま」「お取引先さま」「株主・投資家さま」「従業員」 「地球環境」「地域社会」により高い価値を提供することを

通じて社会全体の持続的な発展に貢献していくこと、そして その活動を開示、説明しながらコミュニケーションを通じて 相互に理解を深めていくことが当社グループのCSRです。

日本製粉グループの CSR

 当社は、優れた商品・サービスを提供するだけではなく、 商品の安全性確保や環境保護、人権擁護、適正な労働慣 行の実践など、さまざまなステークホルダーの皆さまに対 する 「企業の社会的責任(CSR)」を着実に果たすべく「社会・ 環境委員会」を組織しています。

 「社会・環境委員会」は、「行動規範」「行動指針」改訂の 起案、 CSR活動計画の立案、「行動規範」「行動指針」への重 大な違反が発生した場合の対応などを役割としています。

CSRマネジメント体制

● 社会・環境委員会 CSRマネジメント体制

 当社グループの事業は多くのステークホルダーとかかわり ながら成り立っています。

 持続的な成長を続けていくためには、ステークホルダーの 皆さまからの期待に応えていくことが不可欠であると考えます。  主要なステークホルダーを「お客さま」「お取引先さま」 「株主・ 投資家さま」「従業員」「地球環境」「地域社会」と捉え、 ステークホルダーの皆さまの信頼を得られるよう努めます。

ステークホルダーとのかかわり

企業倫理 法令遵守 内部統制

品質管理 適正な食品表示 顧客満足(CS)向上

サプライチェーン・ マネジメント

公正な取引

経済的パフォーマンス 情報開示 食育

社会貢献

お客さま

株主・投資家さま 地域社会

お取引先さま

(原料・商品仕入先)

労働安全衛生 雇用創出・雇用維持

従業員

環境マネジメントシステム 温室効果ガス排出抑制 廃棄物の抑制・資源循環 環境コミュニケーション

地球環境

● ●

● ● ●

● ●

1 2

4 6 3

(4)

 ステークホルダーの皆さまに高い価値を提供し、社会全体の持続的な発展に貢献 するために、右記の 7 つの CSR 重要課題を特定し、重点的に取り組みを行っています。

●持続的成長をするための企業活動 ● 高品質の商品・サービスの提供  ●ステークホルダーの信頼獲得 ●職場環境づくり ●法令遵守および内部統制   ●環境保護への取り組み ●国際社会・地域社会への貢献

CSR 部会が ISO26000の 中核主題フレームワークを 活用し、バリューチェーン各 段階の社会的課題を抽出 ニップンのCSR 重要課題

CSR重要課題の特定プロセス  当社では、次のプロセスで CSR 重要課題を

特定しました。 ● ●専門家の意見  アンケート結果(お客さま、お取引先さま、株主・投資家さま、従業員など) ●他社事例 ステークホルダーの関心が高く、その意思決定に大きな影響を与えると思われる課題を、 下記の点を総合的に考慮して特定

CSR活動の目標・実績・評価

(評価基準 目標通りに達成:◎ 一部目標達成:○ 進捗したが目標未達成:△ 進捗なし:×) 項目 ISO26000中核主題 中長期目標 2015 年度の活動目標 2015 年度の活動実績 評価 2016 年度の活動目標

社 会から信 頼 され続ける健全な 経営体制の 維持

組織統治 CSR 基本方針に沿った企業活動の推進 ● CSR部会3回、環境部会4回の開催2016年度のCSR目標とKPI(主要指標)の設定 ● CSR部会3回、環境部会4回の開催2016年度のCSR目標とKPI(主要指標)の設定 ◎ ● CSR 部会 3 回、環境部会 4 回の開催2017年度のCSR目標とKPI(主要指標)の設定

組織統治

公正な事業慣行 コーポレートガバナンスとコンプライアンス推進による企業価値の向上 ● ● 公正で透明性の高い経営の推進継続コーポレートガバナンスコードへの対応 ●●「コーポレートガバナンスに関する基本方針」の制定公正で透明性の高い経営の推進 ◎ ● ● 公正で透明性の高い経営の推進取締役会の実効性評価の実施

組織統治

BCP(事業継続計画)の充実による

リスクマネジメントの徹底 ● ● BCPを意識したリスク対策の強化災害発生時に備えたオフィス設備の整備への取り組み ● ● 安否確認システムの登録推進と訓練の実施本社ビルのBCPに対応する設備を整備 ◎ ● BCPを意識したリスク対策の強化

中期経営計画又は単年度経営基盤強化方針による経営 ● 2015年度におけるCSR経営推進の継続 ● 2015年度経営基盤強化方針におけるCSR経営の推進 ◎ ●2016 年度におけるCSR経営推進の継続

安全で安心な 商品づくりに よる顧客満足 の追求

消費者課題

食の安全・安心に対する管理の徹底

● 安全査察の継続実施 ●安全査察を 9 事業場(グループ会社含む)に対して実施 ◎ ●安全査察の継続実施

● 安全査察の中でフードディフェンス規定(見直し後)の定着を図る ●安全査察を通じてフードディフェンス規定の定着を図る ◎ ● 安全査察の中でフードディフェンス規定(見直し後)の定着を図る

● ISO、FSSCの認証を維持継続

● HACCP、AIBの手法を生かした工場管理の推進 ●●全事業場で HACCP、 AIB の手法を生かした工場管理を推進ISO、 FSSC の認証を12 社(国内グループ会社含む)で維持継続 ◎ ●●ISO、 FSSC の認証を維持継続HACCP、 AIB の手法を生かした工場管理の推進

● 物流段階での品質管理徹底の継続 ●物流段階での品質管理を実施 ◎ ●物流段階での品質管理徹底の継続

お客さまニーズへの確実な対応に基づく、 CS(顧客満足)の向上 

● CS検討会実施の継続 ● CS 検討会を毎月実施 ◎ ● CS 検討会実施の継続

● 新しい食品表示基準への対応継続 ●新しい食品表示基準への対応 ◎ ● 新しい食品表示基準に継続して対応

● お客さまの意見を取り入れた商品の改良を継続 ● 「オーマイ よくばりプレート」の新メニューの開発 ◎ ● お客さまの意見を取り入れた商品の改良を継続

● HPや冊子・説明会などを通じたお客さまとのコミュニケーションの強化を継続 ● 広告に関する自主基準遵守の継続

● HPの「お客様センター」の情報を随時更新

● 広告に関する自主基準の遵守 ◎

● HP や冊子 ・ 説明会などを通じたお客さまとのコミュニケーションの強化を継続 ● 広告に関する自主基準遵守の継続

● 消費者庁などの官公庁、ACAP(消費者関連専門家会議)や日本ヒーブ 協議会など消費者関連団体・業界団体と、消費者行政の情報収集や 当社のCSを高める施策策定のために定期的に意見・情報交換を継続

● 工場視察、ACAP・日本ヒーブ協議会 ・ 消費者庁などとの研修・ 意見交換などを

 50 件以上実施。料理教室を全国で年間 695 回実施 ◎

● 消費者庁などの官公庁、 ACAP や日本ヒーブ協議会など消費者関連団体 ・ 業界 団体と、消費者行政の情報収集や当社の CSを高める施策策定のために定期的 に意見 ・ 情報交換を継続

● 個人情報保護方針の徹底継続

● 保有する個人情報の開示・訂正・削除の申請への対応継続 ● 保有する個人情報の開示 ・ 訂正 ・ 削除の申請に対する対応の訓練を実施 ◎

● 個人情報保護方針の徹底継続

● 保有する個人情報の開示 ・ 訂正 ・ 削除の申請への対応継続

)さ

公正な競争と 取引

公正な事業慣行 物流安全の徹底 ● 配送車両に関わる安全会議(ローリー会議)の開催継続 ● 配送車両に関わる安全会議を年間 9 回開催 ◎ ●配送車両に関わる安全会議の開催継続

人権 環境

公正な事業慣行 適正な調達活動の推進

● 購買基本方針の徹底、仕入先と委託先の評価・指導・選定の継続 ●購買基本方針の遵守、仕入先と委託先の評価 ・ 指導 ・ 選定外注先 11 件に対し、評価判定および指導を実施 ◎ ●購買基本方針の徹底、仕入先と委託先の評価 ・ 指導 ・ 選定の継続

● CSRアンケートの実施継続 ●アンケートの内容を CSR 全般に改訂し主要お取引先さま 49 社に実施 ◎ ● CSR アンケートの実施継続

・ 

 

株 主 ・ 投 資 家 さまとのコミュニ

ケーション強化 組織統治

適時 ・ 適切な情報開示 ● 「IR基本方針」と「IR活動指針」徹底の継続

●機関投資家向け決算説明会資料などの Webサイトへの掲出

●個人投資家からの資料請求への対応 

●機関投資家との個別ミーテイング実施 ◎

● 「IR 基本方針」と「IR 活動指針」の徹底

株主さま向け企画と実行 ● 株主優待、料理教室、展示会、アンケートなどの実施継続

●アンケートの実施、料理教室 4 回開催、「パンの花」レッスン 2 回、個人投資家向け 会社説明会6 回開催、機関投資家向け決算説明会2 回開催、株主優待情報誌 3 誌

掲載など ◎

●株主優待、料理教室、「パンの花」レッスン、展示会、アンケートなどの実施

人権の尊重と 働きやすい 職場づくり

人権 多様な人材の採用 ・ 育成 ・ 登用 ● 女性活躍推進の継続障がい者雇用の推進継続   ●異業種で組織する協議会の活動に参加 ○ ●女性活躍推進の継続障がい者雇用の推進継続

労働慣行 ワークライフバランスの促進および従業員の健康保全の推進

● 就業効率向上運動の推進継続 ● 次世代法第4期行動計画の推進継続 ● 従業員の健康保全の推進継続

●労使による就業効率向上委員会を毎月開催 ●育児と仕事の両立支援制度の周知

●メンタルヘルスの講習会を実施 ◎

●就業効率向上運動の推進継続 ●次世代法第5期行動計画の推進 ●従業員の健康保全の推進継続

人と環境の調和 をめざした企業 経営

環境

グループ全社(当社および国内外連結子会社)の CO2排出量を 2020年度に2005年度比 3% 削減

● 省エネルギーの推進、CO2排出量の削減

● 物流におけるエネルギーの使用に係る原単位で前年度比1%減

●CO2排出量は基準年度に対し、0.9% 程度削減

●物流におけるエネルギーの使用に係る原単位は、前年度比 8.1%程度減

●エコシップマーク・GPN 輸送マークの継続 ○

●省エネルギーの推進、 CO2排出量の削減

●物流におけるエネルギーの使用に係る原単位で前年度比 1% 減

廃棄物等の再資源化率の向上、 グループ全社(当社およ び国内連結子会社)の再資源化率を 2015 年度に 99% 以上

● 廃棄物の再資源化率向上と排出量の抑制

● 適正に再資源化できる処理業者の選定、分別処理の徹底

●廃棄物等の再資源化率は 98.7%程度、 ゼロエミッション達成 19 事業場、 リサイ

クルループ継続 ◎

●廃棄物の再資源化率向上と排出量の抑制 ●廃棄物等の再資源化率の新中期目標策定

●適正に再資源化できる処理業者の選定、分別処理の徹底

環境配慮商品の開発などを通した、環境保全に対する 積極的な活動の展開

● 環境配慮商品の開発、化学物質の安全管理の徹底、生物多様 性の保全、環境リスク低減、環境会計、環境教育、フロン排出抑 制法対応ほか

●環境配慮商品の開発、 環境監査実施、 生物多様性調査実施、 トキ保護活動に寄 付、 ニップン四季の森植樹、 PEFC 紙使用、 環境会計の集計、 PRTR 法対象

物質の適正管理ほか ◎

●環境配慮商品の開発、 化学物質の安全管理の徹底、 生物多様性の保全、 環境 リスク低減、 環境会計、 環境教育、 フロン排出抑制法対応ほか

地域および社会 とのコミュニケー ション強化

コミュニティへの 参画及びコミュニ ティの発展

積極的な情報開示による、CSR コミュニケーションの強化 ● 「CSR報告書2016」の製作および開示 ● 「CSR 報告書 2015」 の製作および開示「CSR 報告書 2016」 製作の準備 ◎ ● 「CSR 報告書 2016」 の製作および開示「CSR 報告書 2017」 製作の準備

地域コミュニティへの参画 ● 地域活性化活動への参画の継続 ● タイ赤十字・ヒマラヤ小学校などへ寄付、 工場見学の実施、 学校での料理教室の実施など ◎ ● 地域活性化活動への参画の継続

社会貢献活動 ● ユニセフ支援活動の推進継続 ● TAP PROJECT、 ラブウォークなどへの協賛 ◎ ●ユニセフ支援活動の推進継続

教育文化活動を通した社会 ・ 貢献活動 ● 爲末大学食育学部など食育推進活動、スポーツイベント協賛継続 ● 爲末大学食育学部、水泳連盟、マラソン大会協賛、日本・トルコ協会支援、訪問学習などの受け入れ、栄養改善普及会(食品と栄養のミニ移動教室、食物実技講習会) ◎ ● 爲末大学食育学部など食育推進活動、 スポーツイベント協賛継続

注) ●FSSC 22000 は、食品安全マネジメントシステムの国際規格である ISO 22000 と、それを発展させた ISO/TS 22002-1(または ISO/TS 22002-4)を 統合し、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定したベンチマーク承認規格。

   ●HACCPは、原料の入荷から製造・出荷まで、すべての工程において危害を予測し、その危害を防止するための重要管理点(CCP)を特定して、その ポイントを継続的に監視・記録し、異常が認められたらすぐに対策をとる手法。

  ●AIBフードセーフティ(GMP)監査 ・ 指導システムは、製品製造および管理のための食品安全環境を整えるために、AIB が確立したシステム。主に  GMP (適正製造規範)について現場中心に点検する。潜在的な食品への危害を取り除くことを目的とする。

(5)

1972年

1972年

1969年

1969年

1970年

1970年

1959年

1959年

1955年

1955年

1896年

1896年

日本製粉は創立以来、明治、大正、昭和を駆け抜け平成に至るまで、社会とともに歩み続けてきました。 その歴史をここでご紹介します。

1896年、明治期を代表する実業家・雨宮敬次郎が起こした 機械式製粉事業を母体に、民間では日本初の近代的機械製粉 会社として、日本製粉株式会社が誕生しました。雨宮敬次郎が 機械式製粉事業を起こした際に掲げた「国を富まし、社会に 尽くす」精神は、日本製粉創立後も引き継がれ、小麦粉の普及に 努めていきました。

その後、大正時代を迎えた日本製粉は、「心を同じ くし、真心をもって、力を集結する」意味を持つ 「和衷協同」という言葉を社是とし、従業員一丸と なって製粉事業にまい進し、生活に広まりをみ せる小麦粉の供給責任を果たしていきます。

1896年

1896年

●●1912 年(大正元年)1912 年(大正元年) ●●1945年(戦後)1945年(戦後)

1955年

1955年

1959年

1959年

1969年

1969年

1970年

1970年

1972年

1972年

1955年、当社は戦後の食糧難を支えるものとして 登場した人造米※を製造。当社が作る人造米は、製

造設備や使用原料からして、高品質のものであった ため、お米の中の王様、つまり「王米」であるとの主 張から「オーマイ」の商標を確立しました。米不足の 解消により人造米はその役目を終えましたが、同時 期に発売した「オーマイカットマカロニ」は、学校や 病院などの給食メニューにマカロニサラダを登場 させ、日本の食卓に瞬く間に浸透、定着していきま した。そして1958年からはスパゲッティを発売し、 「オーマイ」は国産パスタの代名詞となり、日本の新

たな食文化を形成していく原動力の1つとなりま した。

※人造米…小麦やとうもろこしなどを原料として米の代用品と したもの。

1959年には、ドーナツミックスを皮 切りに、プレミックス事業に進出。その 後、ケーキミックスやパンミックス、 天ぷら粉などを手がけ、事業を広めて いきました。プレミックスの登場・普 及は、粉食の新需要創出につながって いきました。

1970年には「ご家庭でふっくらパン をつくりましょう」というキャッチ フレーズで、ホームメイドパンの 講習会を開催。以後、さまざまな料 理教室を開催し、お客さまに料理 の楽しさや、食の大切さを伝えて きました。

小麦胚芽の研究から生まれた健康 食品「ファミリージャーム」を1969 年に発売。お客さまの健康需要に応え るものとしてヘルスケア事業も拡大 していきました。

冷凍技術の進歩や流通システムの向上、 そして家庭用冷蔵庫に冷凍庫が付いたも のが一般化した1970年代に、冷凍食品が 登場しました。調理の簡便化志向の強まりを 受けて、当社も1972年「クリームコロッケ (3種)」を発売し、冷凍食品事業に着手し

ました。 創立期の

写真

オーマイの ポスター

ふっくら パン 講習会

ファミリー ジャーム

クリーム コロッケ 3種

社会とともに歩み続けた日本製粉

創立期

/

食の多様化への対応

⦆戦後、そして事業の拡大期

/

食料不足への対応と食文化の形成

ドーナツ ケーキ ミックス

創立当初に 稼働していた

扇橋工場

戦後は「和衷協同」を掲げ、被災した会社を再建しな がら、食糧事情の改善という公共的な目標のもと、 配給食糧における粉食比重が高まっていた状況を受 け、一層製粉に力を注ぎました。また、学校給食で徐々 にパン食が普及していく際にも、小麦粉の需要に応え ました。

オーマイ カット マカロニ

1989年

1989年

1989年

1989年

1991年

1991年

1989年、日本製粉スポーツ事業 ㈱を発足し、栃木県小山市に 「イーグルスポーツ小山」を展開 しました。地域への貢献、飽食の 時代における健康意識の高まり に応える事業として運営をはじ めました。

1991年

1991年

1991年、若者世帯と高 齢者の増加、女性の社会 進出などの社会的な構 成変化により生まれた 「食の簡便化」ニーズに 応えるために、弁当や惣 菜などに代表される中 食事業を、「健康・安全・ おいしさ」を合言葉に展 開しはじめました。

イーグル スポーツ 小山

(6)

2011年

2011年

“ 変革するライフスタイルを支える”

共働き世帯や単身世帯の増加など、従来の家族構成は変化し、ライフスタイルもますます多様化する時代へ突入してき ました。

こうした変化に当社は、冷凍食品「オーマイプレミアム」シリーズなど、作ることが難しい本格メニューを家庭で簡単に 食べていただけるよう、「食シーン」の提供を念頭にした商品開発を推進。また、「キッチンの不満を解消する」ことを テーマとして、ダマになりにくい小麦粉「オーマイ こんな小麦粉ほしかった」や、 時短調理を可能にしたパスタ 「オーマイ 早ゆで」シリーズ、おいしいラザニエが少ない工程で作れる「オーマイ ラザニエッテ」など、従来にはない新しい発想で、 新たな食シーンを提供しています。

“いつまでも健やかな生活を支える”

健康意識が一層と高まる中、当社は「食を通じて人々の健康に貢献する」という考えに基づき、従来の当社品に 比 べ 5 0%の油 量で 天 ぷらが作れる「オーマイ 油少なめ天ぷら粉」や、アマニ※関連商品など、普段の食シーンで手

軽に健康に配慮できる商品の開発にも力を注いできました。現在では、おいしくて健康に気づかった家庭用食品ブラ ンド「オーマイPLUS」シリーズも展開しています。また、健康維持に役立つことが予想される機能性素材の研究にも 注力しています。

※アマニとは…「亜麻」という植物の種子。外見はゴマに似ていて、体内では作ることのできない必須脂肪酸のα-リノレン酸、食物繊維、        リグナンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれる食材です。

社内啓発 ポスター

イーグル スポーツ 小山

オーマイ 油少なめ 天ぷら粉

オーマイ ラザニ エッテ

成熟する社会  CSRがより重要な時代へ

/

社会課題への対応

1996年

1996年

1998年

1998年

2000年

2000年

2003年

2003年

2011年

2011年

1996年

1996年

2003年

2003年

1996年から、社会貢献活動の一環と して、世界中の子どもたちが健やかに 成長できるよう願いを込めて、(公財) 日本ユニセフ協会を通じて支援活動 を開始。現在も継続しています。

2003年には「社会の良き一員としての共生」を実現するため、「CSR 委員会」を設置し、お客さま、お取引先さま、株主・投資家さま、 従業員、地球環境、地域社会といった当社のステークホルダーに 対する企業としての責任

を果たすための「行動規 範」や「行動指針」を策定。 これらに則り、企業活動 を続けています。

1998年

1998年

当社は事業を拡大していく中 でも常に環境に配慮した活動 を続けていましたが、1997年 の京都議定書採択を受け、 1998年、環境・資源問題によ り真摯に取り組むため「環境 委員会」を設置しました。「環 境部会」と名称を変えた後も、 地球温暖化防止の取り組み や、廃棄物量の削減など現在 に至るまで、環境・資源に配慮 したさまざまな取り組みを考え、 活動を続けています。

2000年

2000年

2000年には、当社の事 業活動における環境保 全の取り組み状況を広 くご説明することを目 的とした「環境報告書」 (現在の「CSR報告書」)

を作成しました。

2011年

2011年

2011年からは北海道深川市にあるグループ会 社のニップン不動産(株)の遊休地を「ニップ ン四季の森」として整備・開放し、10 年後に 季節の変化を楽しめる美しい森に生まれ変わ る活動などで、生物多様性保全活動にも力を 注ぐようになっています。

2000年に 発行した 環境報告書

ニップン 四季の森

オーマイ プレミアム

オーマイ こんな小麦粉

ほしかった

オーマイ 早ゆで シリーズ

CSRの「行動規範」や「行動指針」を まとめた「企業社会責任 HAND BOOK」

アマニ関連商品

2016年

2016年

1996年から ユニセフを

支援

食につながりが深い当社は、「健康と笑顔あふれ る社会づくりに貢献する」ことを考えた食育活 動にも注力。子どもたちの「食への興味・関心」や 「郷土への誇り・愛着」が育つことを目的とした 「小学生ご当地アイデア料理コンテスト」を 2011年から開催したり、「食が心と体を支えて いる」ことや「心身ともに健康になってもらう」 ことを小学生とその保護者に伝える授業「爲末 大学食育学部」を2013年より実施するなど、 事業の枠を超えたCSR活動を実施しています。

「小学生ご当地アイデア料理コンテスト」 最終審査のようす

「爲末大学食育学部」授業風景

(7)

「 信 頼され評 価される企 業 」であり続けるために 、

公 正で効 率 的な企 業 活 動 に 努 めています。

コーポレートガバナンス

経営の基盤

社会との信頼関係を維持・向上させるため、

コンプライアンス活動、リスクマネジメントに取り組みます。

コンプライアンス/リスクマネジメント

経営の基盤

 日本製粉グループは、食品製造会社として「食の安全・安 心」の確保を第一とし、おいしさや機能性を追求した商品を お客さまに安定して提供することを通じて、社会に貢献する 「信頼される企業」となることを理念としています。

 この理念のもと、さまざまなステークホルダーの皆さま からの信頼に応えるための取り組み事項を定めた「コーポ レートガバナンスに関する基本方針」を制定し、経営基盤の 整備を進めています。

 当社は取締役会の監督機能の実効性を高めるため社外取 締役を選任し、取締役の業務執行の監査が独立して行われ るため社外監査役を選任しています。

 社外取締役は、取締役会を通じて内部統制の状況などの 報告を受けています。社外監査役は、会計監査人から年度の 監査計画、監査方針、監査内容などについて報告や説明を 受け、情報交換を行うとともに、内部統制部とは、業務の 適正性、効率性、リスク管理の確立状況について、適宜 情報を交換しています。

 取締役(社外取締役を除く)の報酬は、株主総会で決定 された報酬限度額の範囲内で定める基本報酬とストックオプ ション報酬で構成されています。

 社外取締役、常勤監査役および社外監査役は、固定報酬 のみとなっています。

 株主総会は株主さまとの貴重な対話の場です。

 当社は、株主さまの株主総会議案の十分な検討期間を 確保するため株主総会招集通知の早期発送に努め、自社 Webサイトで開示しています。株主総会議決権行使はイン ターネットでも行使ができるようにしています。

 2016年6月開催の株主総会では、コーポレートガバナンス に関する基本方針に基づき、新たに、株主総会招集通知の 発送前のインターネットでの開示、株主総会招集通知に取締 役候補者選任理由の記載を行いました。

 株主総会議事では、ナレーションやモニター画面を使用 して報告を行ってい

ます。会場では当社 商品の展示を行い、 株主の皆さまに当社 をより深くご理解い ただけるよう努めて います。

社外役員の選任

役員報酬

株主総会での取り組み

コーポレートガバナンスに関する考え方

コーポレートガバナンスの体制

 当社は監査役制度を採用しています。

 取締役は当社事業に精通した人材を中心とすることが 最適であると判断しており、監督機能の実効性を高めるため 社外取締役2名を選任しています。

 取締役会で重要な業務執行決定と業務執行監督を行い、 執行役員が取締役会の授権のもと業務執行を行うほか、 業務執行に関わる重要事項の協議のため、全取締役と執行 役員による役員会を設置しています。

 監査役は 2名が常勤監査役で、社外監査役を2名選任し、 4名で構成する監査役会で決定した監査方針のもと、取締役 の業務執行の監査が独立して行われる体制を整備しています。

●コーポレートガバナンス体制

WEBコーポレートガバナンス報告書

http://www.nippn.co.jp/ir/announcement/governance/

第192回 定時株主 総会

選任・解任

連携 連携

選任 解任

選任 解任

株主総会

取締役会

(社外取締役2名含む)

業務執行 執行役員

会計監査人 監査役

役員会

(取締役、監査役、 執行役員が協議)

行動規範、行動指針、業務分掌・ 決裁手続規程、企業倫理ヘルプライン

 日本製粉では、「行動規範」「行動指針」の遵守を徹底する コンプライアンス活動を推進しています。

 当社グループの事業活動を取り巻くリスクは多種多様で あり、 リスクの中にはひとたび発生すれば、人の身体や生命 に多大な悪影響を与え、当社の経営に多大なダメージを 与える可能性のある「危機」が存在します。

 当社グループが事業を継続し安定的に発展していくため には、リスクを未然に防止する対策を十分に講じ、仮に危 機に直面した緊急時には、これに適切に対処して、損害の拡 大を防止し、危機を迅速に収束させることが必要不可欠で あるとの考えから、管理体制の強化に努めています。

 「行動規範」「行動指針」に関する重大な違反、人の身体・ 生命に悪影響を及ぼすような事態、または当社グループの 経営に多大なダメージを与える事態が発生する可能性(危 機) が生じた場合は、「危機管理基本規程」に基づき、社長が 最高責任者として、危機管理に応じた部署を事務局とした 体制を敷き対応します。

 当社は大規模災害に備えて、全国の事業所への衛星携帯 電話の配備、従業員の安否確認システムを導入しています。 安否確認システムの確実な運用のため、2015年度は全従業 員を対象に2回の訓練を実施しました。

 従業員の安全確保については、避難手順書の作成、食糧の 備蓄、災害訓練、緊急地震速報への対応訓練を実施しています。  法令違反や社内不正など、企業倫理や法令に抵触する

行為を防止もしくは早期発見し、是正することを目的として、 当社およびニップン冷食 ㈱、オーマイ㈱の全従業員が相談 もしくは通報することのできる「企業倫理ヘルプライン」を設置 しています。

 通報窓口は、社内と社外弁護士の2ヶ所設置しており、 本制度の運用にあたっては、通報者保護の観点から、通報した ことによって不利益を被らないよう、運用規程を定めています。

 当社は、「反社会的勢力対応の基本方針」を定めています。 基本方針のもと、反社会的勢力への対応統括部署を定め、警察 などと連携して情報収集に努め、マニュアルを整備するほか、 契約書に暴力団排除条項を設ける取り組みを進めています。

 当社は、「行動規範」「行動指針」に沿い企業倫理の徹底 を図っています。

 毎年新入社員に対し、新入社員研修の一環としてCSR研修 を実施し、企業倫理の基本を身に付けるようにしています。  一方で、状況に応じ必要な研修を実施しており、2015年度は、 2016年のマイナンバー制度開始に備え、グループ会社も含め たマイナンバー制度の勉強会を実施しました。また、適正な調達 活動の基本となる下請法の徹底のための勉強会を実施しました。

企業倫理ヘルプライン

反社会的勢力への対応

コンプライアンス研修の実施

リスクマネジメントに関する考え方

緊急時対応

大規模災害への対応

コンプライアンスに関する考え方

本店 消防訓練

コンプライ アンス

(8)

お客さまとのかかわり

社会と日本製粉

「 食 の 安 全・安 心 」を最 重 要 課 題として、

お 客さまにご満 足 いただける商 品をお 届けします。

 日本製粉グループでは「食の安全・安心」、そして安定供給を前提として商品の開発から販売までのフローを構築しています。

 商品開発段階では、開発本部が商品に使用する原材料 を提案し、生産・技術本部による厳しいチェックを行う ことで、安全・安心を徹底しています。また、営業部門や お客様センターに寄せられたお客さまのご要望やご意見を 商品改善などに活かす体制を整えています。

 当社グループの商品は、厳しい衛生管理基準、製造 工程管理基準を遵守して、製造されています。  

 当社は、品質のニップンを合言葉に工場の食品の安 全・ 安心に対する体制を強化するため FSSC22000、 ISO9001など、食品安全・品質管理に関する規格の認 証を取得しています。

 FSSC22000は、GFSI(国際食品安全イニシアチブ) の認定を受けた、食品安全マネジメントシステムです。 GFSI の認定規格は、世界で通用するグローバルスタン ダードであり、国内の大手流通企業でも推奨されています。 当社の横浜、千葉、竜ヶ崎、神戸甲南、福岡、小樽工場、 国内グループ会社のエヌエフフローズン㈱、オーケー 食品工業㈱、海外グループ会社の上海日粉食品有限 公司が認証を取得しています。

 ISO9001は、品質管理マネジメントシステムです。グルー プ会社を含む多くの事業場で認証を取得しています。

 2015 年4月1日から消費者庁が、安全でわかりやすい 表示をめざし、食品表示法を施行しました。この法律の 主なポイントは、

  わかりやすい食物アレルギー表示の導入   加工食品の栄養成分表示の義務化   新たな機能性表示制度の創設  などです。

 当社ではお客さまの安全 ・ 安心を第一に、正確で有益 な情報のご提供ができるよう、関係部署が連携して対応 しています。

 製造された商品は、出荷前に各事業場の品質管理担 当部署が検査を行い、商品規格に適合していることを 確認します。

 商品を出荷する場合も、異物混入防止のため、商品 や出荷ラインに応じてマグネット、篩などを設置して 商品の安全確保を行っています。

 また、商品がお客さまのもとに届くまでの流通段階に おいても、物流管

理担当部署が物流 会社に改善事項の 指示を行うなど、 品質・衛生管理を 推進しています。

 健康を気にされるお客さまからの「『カリウム・リン』 が商品に含まれている量を知りたい」というお声を受 けて、2015 年春以降に発売された新商品に対して、 すべてカリウム・リンを分析し、参考値としてホーム ページに掲載しています。

 当社では、2008年の中国の冷凍ギョウザ事件を 契機に、 食品への悪意ある犯罪行為への対策を進め、 フードディフェンスを強化しています。

 従業員との信頼関係が基本ですが、工場の入退場 チェック、ビデオカメラの設置、施錠の強化などを行っ ています。

 商品改善の一例として、2015年度には、パスタとハン バーグをワンプレートで楽しめる冷凍食品 「オーマイ よくばりプレート」シリーズに対しての「スパゲッティや ハンバーグ以外にも、もっと種類を増やしてほしい」という お客さまの声にお応えし、主食に米飯、メインディッシュに ハンバーグ以外を組み合わせた 「オーマイ ミラノ風ドリ ア&鶏肉のトマト煮」を新たに発売しました。

WEB商品情報

http://www.nippn.co.jp/products/

事業プロセスを通じた取り組み

FSSC、ISO の確認の維持・継続

商品に関する情報の提供

物流段階での品質管理

お客さまからの声への対応

フードディフェンス強化の取り組み

お客さまの声を活かした商品改善

衛生管理が いき届いた 製造ライン

  工場入場前に服 装チェックやローラー掛け、エアー

  シャワーなどを行っています。

 安全・安心を追求するために、それぞれの商品に応

  じて定められた工程管理、工程検査を実施しています。

  製造工場には、異物の混入を防止するために、製造

ラインに即したマグネット、篩(ふるい)、金属検出機 、 エックス線異物検出機などを設置して、商品の安全性を 確保しています。

1

2

3

タンク ローリー

による 輸送 検査

体制

商品開発での徹底した管理

製造管理体制の強化

商品開発

出 荷

販 売

1

2

(9)

ビジネスパートナーとして公正で公平な関係を保ち、

信頼関係の構築に努めています。

お取引先さまとともに

社会と日本製粉

「開かれた」 「わかりやすい」「組織的な」IR活動で株主価値を

高め、安定的かつ持続的な利益配分を実施しています。 

株主・投資家さまとともに

社会と日本製粉

 日本製粉は利益配分について、企業体質の強化および 今後の事業展開・経営環境・内部留保などを総合的に勘案し、 安定的かつ持続的な配当の維持を基本としています。フリー・ キャッシュ・フロー※は事業拡大や企業価値向上のために優先

的に活用するほか、株主還元としての自己株式取得も含め、 投資効率を考えて活用していきます。

 2015年度の配当は、創立120周年記念配当 2 円を加え、 年間1株当たり14 円としました。また467万 8千株の自己 株式取得を実施し、510万株の消却を行いました。

 当社は、財務状況や経営戦略などに関する正確な情報を、 株主・投資家・証券アナリスト・格付機関などさまざまな 皆さま(以下、資本市場)に、諸法令や適時開示規則などに 従って公平かつ迅速に提供することで長期的な信頼関係を 構築して株主価値の最大化を図ります。

 当社は資本市場との長期的な信頼関係を構築し、株主価 値の向上を図るために、IR活動の3つの指針を定めています。 また、当社に関する資本市場の評価を経営マネジメントに 還元することを通じて、株主価値の向上に資するIR 活動を 実践していきます。

 当社は機関投資家向け決算説明会を年2回(5 月と11月) 開催しており、毎回 70名前後の方が出席して活発な質疑 応答が行われています。その資料は当社Webサイトでご覧 いただけます。2015年度は個人投資家さまの当社への理解を より深めていただくことをめざし、会社説明会の回数を 6 回に増やして実施しました。

 株主の皆さまとの双方向コミュニケーション活動として、 料理教室や株主さまアンケートを実施しています。2015 年 10 月、2016年2 月に東京と大阪で合計4回の料理教室を、 また、新たに当社グループ事業の拡がりをご理解いただく ため、小麦ねんどで作る「パンの花」レッスン教室を2016 年 2月に東京で 2回開催しました。アンケートの結果は、優待 商品の選定や事業報告誌の制作など活動の改善に生かしてい ます。当社は今後も株主さま向けのイベントやアンケート を実施していきます。

 株主の皆さまには、事業報告誌「株主の皆様 へ」 を四半期ごとにお送りしています。業績な どをわかりやすくご説明することはもちろん、 商品の紹介やトピックスなど、当社をより深く ご理解いただける誌面作りに努めています。

 株主の皆さまのご支援に応え、商品を通じて当社を ご理解いただくために、2015 年3月31日現在の株主名簿に 記載された 1,000 株(1単元)以上の株式を保有する株主さ まに対し、一律 3,000 円相当の当社商品を6月初旬にお届 けしました。また従来の株主優待に加え、2015年9 月30日 現在で1年超継続保有していただいた 1,000株以上の株式を 保有する株主さまに一律 1,500 円相当の当社商品を12 月 初旬にお届けしました。 

 2016年10月1日の単元株式数変更および株式併合に伴い、 それぞれ 1,000 株以上を500株以上に変更し、優待制度を 継続します。

※ フリー・キャッシュ・フロー:企業が本来の事業活動によって生み出すキャッシュ・

    フローのことです。

年 度 2011

32.0 28.3 25.4 28.4 27.7 6.2 6.6 6.8 5.6 6.2

2012 2013 2014 2015 連結資本利益率

連結配当性向

(単位:%)

●連結資本利益率・連結配当性向

利益配分

適時・適切な情報開示

IR活動の基本方針 

投資家さま向け説明会の実施

株主さま向けの活動企画と実行

株主さまへの情報提供

株主優待制度

個人投資家

向け説明会

機関投資家 向け説明会

IR活動の指針

開かれたIR活動 わかりやすいIR活動 組織的なIR活動

1 2 3

WEB配当・株主優待

http://www.nippn.co.jp/ir/stockholder/

 日本製粉グループでは、仕入者、購入者としての地位を 利用して不当な要求をすることや、代金の支払いを理由なく 遅延することは、独占禁止法や下請法に抵触することを認 識し、仕入先との取引を行う場合には、誠実かつ適切な 交渉、公平な判断を行うことを全従業員に徹底しています。

 お取引先さまを対象に行っていた環境保全活動に関する 環境アンケートに、社会性に関わる質問事項を加えて、 2013 年度分からは CSR アンケートとしています。

 回答いただいたお取引先さまには、当社のグリーン調達を 含む企業の社会的責任における行動規範について書面で 通知しています。回答内容も参考にしながら、当社および サプライチェーン全体でのCSR活動の推進、環境負荷低減を 図っています。

 外部に製造委託した商品や仕入商品については、事前に 品質保証部が委託先を検査し、品質管理レベルが当社の 基準に適合することを確認しています。

 製造委託後も、当社とともに品質管理および品質保証の レベルの向上を図るために、委託先を訪問し、改善の必要な 場合は指導を行っています。

 昨今、食品に関わる異物混入問題が大きく取り上げられ ています。当社の取引先である二次加工メーカーからの衛 生管理に関する要求レベルは年々高まっており、商品包装の 汚れや商品への異物混入は絶対にあってはならないことです。  運送会社には、車両外観・運転席・荷台の清掃徹底といっ た基本活動にとどまらず、運転手を対象とした食品の取扱 いに関する教育、タンクローリーの安全衛生管理、マニュ アル遵守・徹底、運転手のマナー向上および安全運転への 啓蒙などを要請し、得意先に関する情報共有を図りながら、 物流品質の向上につなげています。

 当社グループは 2007年12月、購買業務の手順明確化と 公正な取引を徹底するため、「購買基本方針」を策定し、 当社 Webサイト上で公開しました。

 また、環境負荷の少ない商品を優先して購入するため、 以下 の点に留意してグリーン調達を推進しています。

  環境関連の法律・条例に適合していること  

  省エネ・省資源化が図られていること  

  製造・廃棄時の環境負荷が低いこと

WEB購買基本方針http://www.nippn.co.jp/csr/buying/

●質問に対する回答企業数

CSR関連

38 38 38 38 38 38

、仕

40

30

20

10

0 (単位:社)

はい いいえ 検討中

32 32 27 31 31 34

6 6 11 6 1 6 1 3 1

●質問に対する回答企業数

2 0 2 0

環境関連

38 38 38 38 38 38

40

30

20

10

0 (単位:社)

はい いいえ 検討中

30 21 16 17 14 20 25 31 6 21 12 1 7 3 1 2 1

公正な取引のための取り組み

CSRアンケート

仕入先・委託先の評価・選定

物流品質向上への取り組み

責任ある購買活動の推進

1

2

参照

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2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

2015 年度子ども代表委員: 笹野 千枝里 ( 高校 3 年生 ) 川島 悠 ( 高校 2 年生

 現在 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

 現在 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

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